勝ちトレーダーは淡々とエントリー決済(損切り)をする。
もちろん、きちんとエントリーポイントはルール通りに明確化している。
負けトレーダーはというと、1つのポジションに念を込めえいっ!
私がここでエントリーしたのだから逆に行くはずが無い。
考えに考え抜いたエントリーポイントだ。
少々逆行してもまた戻ってくるだろう・・・
ちょっと損切り深くなるがここまでずらしておこう、きっと上手く行く。
そんな気持ちでポジションを持っているのではないだろうか?
そのポジションをインジケーターがこうなって、自分が引いたラインで反発しやっとの思いでエントリーしたので執着を持ってポジションを見てします。
いわゆる主観的に自分のポジションを見てしまう。
そうなるとやはりそのポジションを切れなくなってしまう。
そんなトレードになってないだろうか?
プロは言う。
相場なんてどっちに行くかわかんない、だから間違いだと思ったら切ればいい。
頭ではわかっていても出来ない。
これは日本の社会がそういう社会だからもしれない。
仕事で言うと間違いが起こると今後そのミスをしないようにしようとする完璧を求める。
そして起こったミスも取り返そうとする。
仕事ではもちろんそれでいいと思う。
でもトレードでそれを考えると
トレードに完璧はない。
間違いだと思ったら損切る。
そして誤った方向に相場が進んだらそれを何とかしようとする。
損切りをずらしたり、そのトレードがダメなら次のトレードで取り戻そうとしてリズムを崩す。
これが通常の社会とトレードでのミスが起こった時の対処の仕方の違いだと思う。
トレードに完璧はない
もちろん理をもってエントリーするのは大事だけどそのエントリーが一球入魂になっていないだろうか・・・